各工法の問題点及び特徴

一層剥離専用の注入技術です。
多層の剥離には使用できません。

ニュークイック工法 ピンニング工法 注入口付アンカーピン工法
○ 超低騒音(60dB以下)、超低振動、無粉塵(バキューム一体型の洗浄穿孔効果による接着強度の確保)
○ 居ながら工事が可能
○ 速乾性の冷却水使用
○ 皿もみ作業を行わないのでタイルの有効強度が低下しない
○ 0.1mmの空隙部より樹脂注入が可能(洗浄穿孔効果)
○ 建築改修工事監理指針に沿った孔最深部より確実な樹脂注入が可能
○ 樹脂の注入不良が発生しない為、高強度施工につながる
○ 作業工程が非常に少ない3工程施工
○ 注入口付アンカーピン施工に比べ安価
○ 施工日数の短縮化により仮設費、諸経費等が軽減できる相乗効果があります
○ 振動騒音の発生
(80dB以上)
○ 振動が及ぼす共浮きの誘発
○ タイル石材の表面穿孔不可(割れる)
○ 粉塵の発生(空隙部に粉塵の詰まり発生)
○ 粉塵の清掃不良による接着力の低下
○ 0.7mm以下の空隙部
樹脂注入不可
○ 孔内部に樹脂を十分注入することが出来ない(最深部にはエアー溜まりが出来てしまい、注入不可)
○ 樹脂の戻り発生
○ 全ネジピンの浮き出し発生
○ 施工強度の低下
○ 作業工程が多い
○ 安価
○ 低騒音(湿式低騒音ドリル使用の場合)
○ アンカー固定時打撃音の発生(約80dB以上)
○ アンカーの打ち込み時にタイルが割れる
○ タイルの有効強度が低下する(皿もみによる断面欠損)
○ アンカーピンの先端迄樹脂注入が困難(拡張コーンが邪魔になる)
○ キャップ部による固定能力の低下
○ キャッピング後キャップの周りから樹脂が漏れる
○ 作業工程が多い
○ 高価